本日は、【特別区経験者採用】論文の対策ポイント6選というテーマでお話ししていきたいと思います。
特別区経験者採用において、一次試験で最も重要なのが論文試験です。
さらに最終合格は、論文と面接の合算で評価が決まります。ですから、面接に少し苦手意識がある方ほど、論文でアドバンテージを取っておきたいところです。
そう考えると、論文で大きく失敗するわけにはいきません。
そこで今回は、奥田先生と私の方から、ここだけは外さないでほしいポイントを6つご案内していきます。
なお、YouTubeでも解説を行っているので、下記のリンクから併せてご視聴ください。
1. 時間配分を自分なりに決めておく
【奥田】
まず1つ目は、時間配分を自分なりに決めておくことです。
特別区の論文試験は90分です。意外と90分って短いんですよね。
ですから、最初の検討に何分使うのか、実際に書く時間を何分にするのか、見直しに何分残すのか、といった自分なりの時間設定をしっかり決めておいた方がよいです。
ここは受験生によってかなり違います。Gravityでも、最初に10分検討してから書き始める方もいれば、20分使う方もいます。
ただ、90分以内に最後まで書き切れるなら、どちらも正解です。
ですので、本試験までに「自分はどこに何分使うのか」という時間配分を固めておくことは、かなり重要だと思います。

この時間配分は重要ですが、当日のプレッシャーや不安で崩れてしまう方もいると思います。やはりしっかり守った方がいいですよね?
【奥田】
そうですね。確かに本番ではブレが出ます。だからこそ、日頃から実際に論文を書くことが大事です。
Gravityでは、論文答練という形で本試験と同じような状況で受講生に書いてもらうんですけれども、その際には「今回は10分で検討してみてください」「次は20分使ってみてください」といった形で、毎回条件を変えて試してもらっています。
そうすることで、自分に合う時間配分が見えてきます。ここまで考えるとタイムオーバーになるな、とか、このくらいならちょうどよいな、とかが分かってくるんですよね。
ですから、独学の方も含めて、事前に実際に書く練習を重ね、自分なりに試行錯誤しておくことが大切だと思います。
2. 選んだテーマの番号を絶対に確認する
【筒井】
次に私の方から申し上げたいのが、課題式論文で選んだ番号を絶対にしっかりチェックすることです。
今年初めて受ける方はご存じないかもしれませんが、課題式論文は2題テーマがあり、そのうち書きやすい方を選んで書く形式になっています。
その時に、例年の解答用紙には1番のテーマを書いたのか、2番を書いたのかをチェックする欄があるんです。そこをしっかり確認してほしい、というのがここで強調したいことです。
例えば、皆さんが1番のテーマを書いたとします。でも、解答用紙のチェック欄で誤って2番に印を付けていたら、残念ながら評価対象にならない可能性があるんですよ。
過去のGravity生の中にも本当に少数ですが、このチェックを間違えたせいで、十分に評価されなかった方がいました。

答練や模試でも、番号を間違える人はいますよね。
【筒井】
いますね。そもそも書いていない方すらいます。
そうなると、どんなに良い内容を書いていても評価されません。ですから課題式論文では、自分が書いたテーマの番号を丁寧に確認することを絶対に忘れないでいただきたいと思います。
3. 複数回出ているテーマは最優先で準備する

やはり過去に複数回出題されているテーマについては、しっかり準備しておくことが大事です。
【奥田】
特に課題式論文では、例えば協働のテーマや環境問題など、複数回出題されているものがあります。
こういったテーマは、また出てもおかしくありません。ですので、過去問を見て「これ何回も出てるな」というテーマを見つけたら、そこを最優先で対策していくことが大切です。
【筒井】
ですから補足で申し上げると、今これを見ている方の中には、時間がなくて対策が遅れてしまったとか、本試験まで本当に時間がないという方もいると思うんですけど、よく出るテーマから優先的にやっていけば、一発逆転はあります。
ですから、最後まで希望を捨てないことは本当に大事です。もうここは、安西先生のマインドで行ってほしいなというところがありますね。
4. 絶対に1200字以上書く
【筒井】
次に私の方からご案内したいのが、これは課題式論文でも職務経験論文でも共通なんですけれども、絶対に1200字以上書くことです。
当たり前じゃん、と思うかもしれません。ただ、問題冊子や解答用紙を見ると、1200字以上1500字程度で書いてください、と書いてあるんですよね。
つまり、1200字以上書いて初めてスタートラインに立てるわけです。ですから、1000字とか900字になってしまうと、評価されなくても文句は言えません。
ですので最後の最後は、気合と根性で何としてでも1200字書く。自分の中で「これは文字数を稼いでいるな」と思っていても、1200字に届かなければ始まりません。
クオリティは一旦置いてでも、まずは1200字に到達する。 これを意識してほしいです。
5. 書きすぎにも注意する

今の筒井先生の話と少し似ていますが、足りないのも問題ですし、書きすぎるのも問題です。
【奥田】
いわゆる「過ぎたるは及ばざるが如し」ということです。足りないのも問題だけど、多すぎるのもまた問題になります。
特に論文に書き慣れてきた方ほど、徐々に慣れてきて多く書きすぎる傾向があります。
そういった面では、1200字以上1500字程度という指定であれば、私は1300字から1350字あたりを目安に書くのがちょうどよいと考えています。
このくらいであれば、足りなくなることもないですし、少し多くなっても大きくはみ出しにくい。ですから、基本は1300字から1350字を狙うと、ちょうどよい塩梅に収まりやすいと思います。
【筒井】
確かに、書きすぎてエラーが出るみたいなこともありますもんね。
【奥田】
ありますね。
【筒井】
ですので、1200字に届かないのは問題外なんですけれども、かといって無駄に書きすぎたりしないようにする。この点もぜひ注意していただきたいです。
6. 書きやすいテーマほど構成をじっくり練る
【筒井】
最後に私の方からご案内したいのが、書きやすいテーマと思った時ほど、しっかり構成を練ることです。
例えば問題冊子を見た時に、難しいテーマが出たとします。その場合、皆さん自然とじっくり構成を練ると思うんですよ。難しいからこそ、「こういう順番で本論を書かなきゃな」と考えるわけです。
ところが逆に、「あ、これ余裕だな」と思ったテーマが出た時に、急に構成を雑にする人が多いんですよね。
つまり、ふわっとした構成のまま「とりあえず書けるでしょ」という感じで書き始めてしまうんです。
でも、そういう時ほど後になって、「あれ、これ聞かれていることと答えていることが少しずれているかも……」ということが起きます。
なぜか。構成をしっかり練っていないからです。
ですから皆さん方にあっては、書きやすいと思ったテーマほど油断せず、構成をじっくり練るということを忘れないでいただきたいと思います。
まとめ
ということで、我々の方からそれぞれ3つずつ、合計6つのポイントをご案内してまいりました。
これらをしっかり意識するだけでも、論文の大失敗は防げます。ですので、ぜひ直前にも改めて見返していただければと思います。
ということで、今回お届けしたい内容は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【最終更新日】2026-05-14

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