【特別区経験者採用】1級と2級のどっちを受けるべき?ミスると難易度上がります。

本日は、【特別区経験者採用】1級職と2級職のどちらを受けるべきかというテーマでお話ししていきたいと思います。

特別区経験者採用を受験するうえで、毎年多くの方が悩むのが、1級職と2級職のどちらを受けるべきかという点です。

ここで選び方を誤ると、面接で厳しく追及されたり、本来よりも難易度が上がったりする可能性があります。

つまり、1級職と2級職の選択は、最終的な合否にも影響し得る重要な判断です。

そこで今回は、特別区経験者採用における1級職・2級職の選び方について、受験生がよく悩むポイントを整理していきます。

なお、YouTubeでも解説を行っているので、下記のリンクから併せてご視聴ください。

【特別区経験者採用】1級と2級のどっちを受けるべき?

奥田恭央

では早速、筒井先生に質問していきたいと思います。1級職と2級職、どちらを受験すべきなのでしょうか。

結論は「受験生の属性による」

筒井夢人

結論から申し上げると、1級職と2級職のどちらを受けるべきかは、受験生の属性によります。

【筒井】
これを聞くと、「結局それか」と思う方もいるかもしれません。ただ、これは仕方のない部分があります。

なぜかと言いますと、この記事を読んでくださっている皆さんの属性が本当にバラバラだからです。

年齢も違えば、仕事も違います。性別も違えば、職務経験年数も違います。ありとあらゆる属性に散らばりがあるわけです。

そのような状況で、1つの変数だけに注目して「あなたは1級職」「あなたは2級職」と決めるのは、かなり非現実的です。

ですからGravityでも、受講生の属性を見たうえで、「あなたの属性なら2級職の方がよいと思います」「あなたの属性なら1級職ですね」というように、全体を見たうえで総合的に判断しています。

やはり、1級職と2級職のどちらを選ぶかは、総合的な判断、全体的な判断にならざるを得ないという点は強調しておきたいです。

級選びで最も避けたい失敗

奥田恭央

この級選びは合否に影響を与えるという話でしたが、級選びでよくある失敗や大きなミスはどのようなものがありますか。

筒井夢人

一番大きなミス、絶対にやりたくないミスは、本来2級職を受けるべき人が、1級職を受けてしまうことです。

【筒井】
どういうことかと申しますと、先ほど申し上げたように、全体的な判断の結果として、皆さんが本来は2級職を受けるべきだと定まったとします。

それでも、受験生はどうしても1級職を受けたくなるものです。

なぜかというと、1級職の方が例年倍率が低いからです。

だから、「本当は2級職なんだろうけれど、やっぱり1級職の方がいいかな」と考えて、1級職を受けてしまう方がいます。

しかし、そうすると何が問題なのか。面接に入ってから、面接官に追及される可能性が高まるんです。

つまり、「あなたの経歴だと、どう考えても2級職ですよね。なぜ1級職なのですか」という形で、嫌な追及が増える印象があります。

奥田先生がご覧になって、この辺りはどうお感じになりますか。

奥田恭央

まさにそうですね。

【奥田】
これまでも、本当だったら2級職を受けていいのではないかという方が1級職を受けた時には、「あなたは昇進意欲がないのですか」と聞かれたり、仕事に対して後ろ向きな印象で解釈されて突っ込まれたりすることがありました。

実際に、そういう方が結果として落ちてしまったケースもあります。

ですから、「あまりに2級職ではないか」と見られる方が1級職を選ぶ場合には、そういうリスクもあると覚えておいた方がいいですね。

1級職の採用予定者数減少の影響

奥田恭央

少し脱線しますが、今年は1級職の採用予定者数が大きく減少しました。ここは級選びに影響するのでしょうか。

筒井夢人

まず、倍率に対してどういう影響が出るかという話ですね。

【筒井】
ここについて端的に申し上げると、1級職の倍率に対しては、かなり上昇プレッシャーになるのは間違いないと思います。

これまでの年と比較した時に、かなり大規模に採用人数がシュリンクした、つまり減少したというのは事実です。

そうなると、どうしても倍率に対しては上昇プレッシャーにならざるを得ません。

ですから、例年だったら「1級職の方が倍率が低いから1級職を受けたい」と考えていた方々に対しても、今年は1級職を受けると楽だとは言えない状況です。

なおさら、受験生にとっては2級職と1級職のどちらを選ぶのかが、非常に難しい年になっていると思います。

判断基準として最も重要なのは年齢

奥田恭央

それを踏まえると、1級職と2級職のどちらを選ぶかについて、重要な判断基準となる属性は何でしょうか。

筒井夢人

さまざまありますが、1つだけ挙げろと言われるのであれば、私は年齢を挙げます。

【筒井】
どういうことかと申しますと、皆さんがこれから受ける特別区の枠は、経験者採用枠です。

つまり、面接官は皆さんに経験を求めています。

では、面接官はどのような経験を求めているのか。端的に申し上げると、年齢相応の経験です。

例えば、この記事を読んでくださっている方の中には20代の方もいると思います。

20代の方は、面接の時に20代なりの経験を話せばよいわけです。40代や50代の方が持っているようなヘビーな経験を無理に持っていかなくても、面接官は納得してくれます。

なぜかというと、面接官は年齢相応の経験を求めているに過ぎないからです。

実際、我々が受験生の面接内容の振り返りを見ても、20代の方や若い方だと、明らかに嫌な追及や斜めからの追及が少ない印象があります。

奥田先生はどうお感じになりますか。

奥田恭央

まさにそう思いますね。

【奥田】
率直に言って、20代の方への面接は、質問内容が結構緩いと思うことが多いです。

つまり、面接官も20代、特に30代前半の受験生に対しては、「そこまで多くの経験はしていないだろう」という前提で、それを織り込んで質問してきます。

一方で、40代、50代の方には、「それなりの経験をしているよね」という前提で来ます。

ですから、同じ受験、同じ試験であっても、面接官の当たり方は変わってくると感じます。

筒井夢人

やっぱりありますよね。

【筒井】
話を戻しますと、面接官は皆さんに年齢相応の経験を求めています。

ということは、基盤になってくるもの、ベースになってくるものは、明らかに年齢です。

特定の経験を絶対に持っていろということではなく、20代が持っているような経験、30代が持っているような経験、40代や50代が持っているような経験を求めているということです。

そうなると、判断の起点にあるのは年齢です。ですから、1級職・2級職を選ぶうえで一番重要な変数は何かと聞かれたら、やはり年齢だというのが私の見解です。

指導・育成経験だけで決めるのは間違い

奥田恭央

一方で、年齢ではなく、部下や後輩への指導・育成経験の有無で1級職・2級職を決めるべきという考え方もあります。そこについてはどう思いますか。

筒井夢人

私はナンセンスな考えだと思っています。すなわち、否定的な見解ですね。

【筒井】
具体例で説明します。

ドラゴンボールの亀仙人がいるじゃないですか。武天老師様ですよ。

たしかアニメでは、登場当初800歳くらいだったと思うんですよね。

もちろん、「800歳だと特別区を受けられないじゃないか」という話は置いておきましょう(笑)

例えば、亀仙人が特別区を受けるとします。そして、倍率が低いからという理由で1級職を受けたいと考えたとしましょう。

その時に、面接で「なぜ1級職なのですか」と聞かれて、「部下や後輩の指導育成経験がないので」と答えたとします。

そうしたら、面接官は何を思うでしょうか。

十中八九、「その年齢で育成経験や指導経験がないのですか」という印象を持つはずです。

つまり、先ほどの話に戻りますが、一般に経験は年齢に比例するものです。

年齢がそこまで高くなければ、経験もそこまでないだろうと見られます。一方で、年齢がある程度いっているのであれば、「経験はありますよね」と見られるのが自然です。

ですから、「指導育成経験がないから、自分は年齢が高いけれど1級職を受けました」という説明をすると、面接官は単に、本来持っているべき指導経験や育成経験を持っていない人なのか、魅力不足だなと感じるだけだと思います。

これは逆に、皆さん自身の首を絞めることになります。

ですから、もしGravityに亀仙人が受講生としていたら、1級職を受けたいと言っても、我々は絶対に2級職を勧めると思います(笑)

40代・50代でも1級職の合格者はいる

奥田恭央

一方で、昨年のGravityでも50代男性で1級職に合格した受講生がいましたし、40代の男性・女性の受講生でも1級職合格者はいましたよね。

【奥田】
そうなると、結局は、さまざまな属性を総合的に勘案して決めなくてはならないということになりますかね。

筒井夢人

その通りです。

【筒井】
残念ながら、常に真理は凡庸なものです。

先ほども申し上げたとおり、Gravityでも実際に40代や50代で1級職に合格している方はいます。

ただし、だからといって、「自分は盲目的に1級職でもいいんだ」と考えてはいけません。

本来であれば2級職のはずなのに、倍率だけを見て1級職を選んでしまうと、結果として面接で詰められ、難易度が跳ね上がってしまいます。

先ほど紹介している40代や50代でも1級職で受かっている方々は、属性を見た結果として、「この感じだったら1級職でもいけるでしょう」と我々が判断した方々です。

ですから、盲目的に1級職の方がいいと考えて1級職を選ぶのは絶対にやめるべきだと言えましょう。

まとめ

筒井夢人

ということで、今回は1級職を受けるべきか、2級職を受けるべきかについてご案内してまいりました。

【筒井】
繰り返しになりますが、本来であれば2級職を受けるべきなのに、1級職を選んでしまうと本来よりも倍率が上がってしまう、すなわち難易度が高まってしまうことになりかねません。

ですから皆さんは、自分自身の年齢を踏まえながら、慎重に意思決定をすることを意識してください。

筒井夢人

では、奥田先生からも、迷っている皆さんに向けてアドバイスや一言があればお願いします。

奥田恭央

参考となるのですが、Gravityでは特別区対策の専用公式LINEを開設しておりまして、こちらのLINEを登録された方に、1級2級診断というものも提供しています。

【奥田】
これまでGravityでは、約300名近くの特別区経験者採用への合格者を出しています。

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今回の記事と1級2級診断の両方をあわせて見ると、より明確に今後の方向性を決められると思います。

【最終更新日】2026-06-18

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