本日は、仙台市社会人経験者採用 論文試験の特徴というテーマで話していきたいと思います。
先にお伝えしますと、仙台市の論文試験はかなり独特な形式となっております。
ここについては、他の自治体と同じだろうと思って試験会場に行き、結構驚かれる方もいましたので、改めて我々の方から仙台市の特徴について説明していきたいと思います。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
まずは筒井先生の方から全体概要の説明をお願いします!
皆さんに押さえておいていただきたいポイントは3つです!
【筒井】
1点目が、職場における事例形式の出題だということです。
特定の職場で「ここにおいてこういうトラブルがあるよ」といった職場事例式になっているんですね。
すなわち、特定の課題が与えられてそれを解いてくださいとか、書いてくださいというスタイルではない、というのが一点目です。
2点目が、文字数が小問ごとに分けられていて、小問が3つあるんですけれども、それぞれ文字数が300から420字以内ということで、かなり細かめに指定があるというのも仙台ならではの特徴かなと思います。
3点目が、制限時間が90分というところですね。
これはいろんな社会人採用試験で90分のところもありますけれども、慣れていない人からするとかなり長丁場だなと感じるかもしれません。
ということで、簡単に全体概要の3つのポイントを説明しました。
私の方から更に補足で説明させていただきます!
【奥田】
筒井先生の方から、仙台市は小問が3つ、つまり3問出るという説明がありましたが、その3問につきましても毎年傾向がありますので、この傾向についても解説していきたいと思います。
毎年1問目は、仙台市の問題はその与えられた事例における問題点をあげなさいということで、事例に対する問題点を書くように出題されておりました。
この傾向は近年ずっと変わっていません。
そして、2問目の傾向なんですけれども、1つ目の問題で取り上げた問題点に対して、そもそもどのような行動をとるべきだったかというところが近年聞かれておりました。
「1つ目の問題で取り上げた問題点に対してどういう行動をすべきでしたか。そこを論じてください」
という内容ですね。
そして3問目の傾向なんですけれども、ここは再発防止策を書くように求められておりました。
こういう問題が起きないようにどうしたらいいかという再発防止策ですね。
ただし、再発防止策という流れは同じなんですけれども、細かい部分で仙台市は年によって違いがありまして、例えば3年前や4年前ですと、
「あなたがもし係長や主任などの立場だったらどういうふうに再発防止に取り組むか」
という問題でした。
ただ、昨年や一昨年は、そういう問題ではなく、
「あなたの経験を踏まえて再発防止策を書いてください」
というふうに、誰々の立場ではなくあなたの経験を踏まえて、という文言が入るようになりました。
今年受験される皆さんは、しっかり問題文を見て、「誰々の立場」という指定なのか、もしくは「あなたの経験を踏まえて」という指定なのかを確認して、それに答える形で論じてほしいと思います。
ということで、仙台市の論述試験の概要については以上となりますが、Gravityでは仙台市公式LINEがあり、そちらで過去の論述試験のテーマや教養試験の問題を公表しておりますので仙台市の最新情報を知りたい方は、ぜひご登録ください。
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【最終更新日】2024-05-24
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