公務員（市役所職員）から特別区２級職に合格（特別区経験者採用）

もともと特別区経験者採用に興味がありました。ですが、論文に自信がなかったため、受験を諦めていました。TwitterでGravityを見て、論文と面接に特化しているということで、１月末の説明会に参加しました。そこで筒井先生に受験を迷っていることを相談しましたら、親身に相談に乗っていただき「受験を決断したら、受講すれば良いですよ」というお言葉をいただきました。実際に入会したのは４月です。説明会でゴリゴリの営業をされていたら、受講しなかったと思います。

Gravityで紹介された「畑中敦子の社会人採用数的処理TheBest」を使いました。現職を受験した際に割としっかりやっており、また、４月に過去問を解いた際に無勉で半分くらい解けたので、勉強を開始したのは、８月に入ってからでした。参考書を１周し、分からなかった問題や間違った問題を復習しました。本番は過去問よりも難しく感じ、１６点中８点でした。

英語も現代文も苦手意識はなかったです。過去問を２年分解いただけです。本番は１０点中８点でした。

社会科学：定例会での奥田先生の時事解説を何度か復習しただけです。

自然科学と人文科学は選択しませんでした。

時事と合わせて、本番は９点中４点でした。

とにかく、過去問を２～３年分解いてみることだと思います。コンスタントに２０点以上取れるなら、論文試験の勉強時間に回すべきだと思いました。２０点未満で、時間がある方は数的処理と文章理解をやるのが良いかなと思いました。数的処理と文章理解が解けるようになると点数が安定すると思います。

講義を終えた後は、論文作成と模範答案の読み込みを行いました。論文は合計で２０本くらいは書いたと思います。模範答案の読み込みは添削済みの自分の答案と模範答案全てについて１つにつき、４０回読みました。とにかく量をこなすことが私の性格に合っていたので、最初は１つにつき１００周しようと思いましたが、さすがに無理でした。３０周くらいするとほとんど暗記してきたので、論文を書くことが全く苦ではなくなりました。自分の頭はほとんど使っていないと思います。奥田先生が作成した模範答案の内容や言い回しをそのままアウトプットしていただけです。それだけでしっかりと合格できました。

筒井先生の講義を聞いて、それを忠実に実行するだけでした。通勤電車の中で奥田先生の質問の配信にもごもごと唱えるのを５周くらいしたと思います。模擬面接は人事委員会面接前に３回、区面接前に１回受けました。最初がＢでしたが、２回目はＢマイナスで評価が下がりました。筒井先生から「説明が長い」という指摘をいただきました。そこでそれまでどうしても抵抗のあった自分の録音音声を聴いてみると、自分で思っていたよりも３倍くらい長く話していることに気が付きました。その点を改善し、３回目ではＡ評価をいただけ、自信につながりました。恥ずかしがらずに、もっと早くに自分の音声を聴くべきでした。

① なんといっても論文対策が充実していることだと思います。文章力の向上という抽象的なゴールが、これでもかというくらい具体的な作業に落とし込まれており、とにかく再現性が高いと思います。本業の文章作成スピードと質も格段に向上しました。もともと、夏休みの読書感想文を姉に書いてもらっていたほど、作文は嫌いだったのですが、文章作成において現職の上司からかなり評価されるようになり、周囲からは文章作成が得意な人と思われるようにまでなりました。Gravityの講義を通じて、小手先のテクニックではなく、仕事にも役立つ本物の文章作成能力が身に付いたと思います。
② いつでも質問ができることだと思います。細かいことまでどの様なことも丁寧に相談に乗ってくださいました。
③ 音声配信です。Gravityには様々なイベントがありますが、なんといっても社会人受験生は周囲にも相談できずに孤独です。奥田先生と筒井先生の音声配信は心の支えになりました。

とにかく、奥田先生と筒井先生の言うことを素直に忠実に実行することだと思います。本業が忙しく余計なことを考える余裕がなかったので、Gravity以外のことをする時間がなく、自己流にならなかったのが良かったのかなと思います。不安になり、多くの情報がさらされるかと思いますが、先生の教えを信じて突き進めば自ずと結果はついてくると思います。