特別区経験者採用「1級職・2級職」診断

「自分は1級職を受験するべきか?」

「1級職と2級職のどちらが良いのだろう??」

特別区の受験において、このような悩みを抱えた受験生は決して少なくないでしょう。

Gravityが毎年開催しているセミナーにおいても、質問や相談が多いところでした。

そこで、多くの受験生の検討材料として、以下のとおりGravityとしての指針を解説いたします。

ぜひ、以下の内容を参考にしながら、自身にとって最適な受験区分を選択してみてください。

◆1級職・2級職「診断」

1級職と2級職のどちらを選択するべきかは、年齢や経歴、経験などによって大きく変わります

ここからは、年齢によって3つの区分に分けて解説をしていきます。

ご自身の年齢から以下の該当する項目をご確認ください

▼30代前半の受験生の場合

30代前半の場合は、基本的には「1級職」を推奨します。

一方で、30代前半であっても、現職において「係長」や「それ以上の役職」を経験している場合などには、「2級職」を選択しても問題ありません

実際に、30代前半であっても、係長などの役職で部下やチームを統率・牽引してきた経験がある場合には、これまでも多くの受験生が2級職に合格しています。

一方で、現職で「主任」である場合には、部下の育成や指導の経験の有無によって、1級職か2級職かを判断していくのがよいでしょう。

なお、現職の役職が「主任」であっても、過去には1級職(主事)を受験し合格している受験生も多いため、1級職(主事)を受験することはまったく問題ありません(決して「2級職(主任)を受験しなければならない」ということではありません)。

以上のことから、基本的には30代前半の場合には「1級職」を推奨しますが、これまでの役職や経験などによって「2級職」を狙うことも十分に可能です。

2級職の受験生は30代後半~40代が最も多くなりますので、彼らに負けない経験や能力を適切かつ十分にPRできるのであれば、30代前半でも2級職を受験してみるのもよいでしょう。

▼30代後半の受験生の場合

30代後半の場合は、これまでの役職と経験によって、1級職か2級職かを判断していきましょう。

例えば、これまで主任やそれ以上の経験がなく、部下や後輩に対する指導や育成の経験がまったくない場合は、1級職を選択するのが妥当でしょう。

一方で、これまで主任以上の役職を経験し、部下や後輩に対する指導や育成の経験やチームをまとめて目標を達成してきた経験などがある場合には、2級職を選択するのが妥当となります。

ちなみに、Gravityにおいても、30代後半は「1級職」と「2級職」が半々の割合となる年齢層となっております(このため、必ずしも2級職を選択しなくてはならないということはなく、個人の希望によって1級職を選択するという選択肢もあります)。

30代後半ですと、係長や課長補佐という役職で2級職を選択する受験生も増えてきますので、そういった受験生たちに負けない社会人経験エピソードがあるかどうか(それらを面接試験でPRできるかどうか)という視点で、1級職か2級職かを選択してみてください。

▼40代・50代の受験生の場合

40代や50代の場合は、基本的には「2級職」を推奨します。

一方で、これまで正社員経験がない場合(正社員経験が短い場合)や、主任以上の役職経験がない場合長年にわたって専業主婦(夫)だった場合などには、1級職を受験することが妥当となります(実際に、Gravityでも50代の1級職合格の事例は複数あるため、50代だと1級職に合格できないということはありません)。

なお、40代や50代で2級職の受験要件を満たしていながら1級職を受験した場合、面接官から「なぜ2級職を受験しなかったのか」と質問される可能性が高いです。

その際に面接官が納得できる回答ができない場合には、面接での評価が大きく下がることとなります。

特に、現職や前職において主任以上の役職にいながら(2級職の受験要件を満たしていながら)1級職を受験している場合には、面接官が納得できる理由がない限りは「この受験生は昇進意欲が低い(チャレンジ精神が乏しい)のではないか」と判断されるリスクが生じることとなります。

このため、「1級職だから合格率が高まる」ということは決してなく、逆に1級職を選択したことによって面接官からの評価が下がるケースも存在するということを把握しておきましょう。

以上を踏まえると、40代や50代の場合には、特段の理由がない限り「2級職」を受験するのが妥当となります。

※注意点

以上の内容は、あくまでもGravityのこれまでの合格者データを分析して抽出した「一般論(原則論)」となります。

このため、受験生の個々の状況や社会人経験の豊かさ、面接対応スキルなど、様々な要因によって受験区分の妥当性は大きく変動します一人ひとりの状況によって最適な受験区分は変化します)。

以上を踏まえ、あくまでも上記の内容は今後の判断における参考材料(一つの検討指針)としてご活用ください。

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