【過去問】徳島県庁 民間経験者採用(論文・プレゼン)出題テーマ一覧


はじめまして。

公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityです。

徳島県庁(民間企業等職務経験者採用)論文試験における過去の出題テーマを掲載しています。

効果的な論文対策を進める上では、過去問の分析や実際の演習が欠かせません。

以下の過去問を参照し、日頃の論文対策にご活用ください。

1.論文試験の概要

試験概要:論文試験は第一次試験日に実施されるが、採点は第二次試験で行われる。

試験時間:90分

文字数:約1000字

備考:「民間企業等職務経験者採用試験」は2018年から創設された

2.過去の論文課題(行政事務区分)

◆2018年

徳島県では、人口減少の克服と東京一極集中の是正による「地方創生」の実現に向けて、民間企業の持つ「強み・ノウハウ」を最大限に活用すべく、民間企業との連携協定の締結を推進しているところです。ついては、あなたのこれまでの職務経験を踏まえ、県政における様々な課題の解決に向けた民間企業との連携について、具体例を挙げて、あなたの考えを述べなさい。

◆2019年

わが国の国難とも呼べる「人口減少」、「災害列島」への対応は、徳島県においても重大な行政課題である。これらの課題に対し、今後、徳島県の取り組むべき方向性や対応策について、これまでの職務経験を踏まえた上で、「人口減少」、「災害列島」、いずれかの課題を選択してあなたの考えを述べなさい。

◆2020年

新型コロナウイルス感染症によって、一部の人たちによる心ない言動(感染者の個人情報を探索・拡散したり、あるいは、阻害するような言動)が問題になっている。
少子高齢化が進んでいる本県では、「人に優しい」社会を目指していくべきであると考えた場合,徳島県として、行政はどのような距離感でこのような行為に対峙し、対策を取るべきか。
これまでの経験を踏まえた上で、あなたの考えを具体的に述べなさい。

◆2021年

(行政事務)
「新型コロナウイルス感染症」により、人流の抑制や県境をまたぐ移動制限が行われる中、「地域の活動」や「各種イベント」のあり方が大きく様変わりし、地域経済への影響も深刻なものとなっている。
今後、アフターコロナを見据え、これらの活動やイベントを持続可能なものとして継続し、地域を活性化していくために、デジタルの活用や新たな手法による開催方法について、これまでの(職務)経験を踏まえ、「具体的な方策」と「その効果」について述べなさい。

(行政事務DX)
令和2年12月に総務省が策定した「自治体DX推進計画」における自治体の取組内容として、推進体制の構築が挙げられ、テーマとして、
○組織体制の整備
○デジタル人材の確保・育成
○計画的な取組み
○都道府県による市区町村支援
が示されている。
それぞれを実施するにあたっての方策について所見を述べなさい。

◆2022年

(行政事務)
地域課題を解決し、持続可能な社会を実現するためには、行政のみならず、民間企業や地域住民等の多様な主体との連携や協働により、施策や事業に取り組むことが効果的である。
そこで、これら地域における多様な主体との連携や協働により解決すべき地域課題を挙げ、それぞれの役割や必要性、得られる効果について、具体的に述べなさい。

(行政事務DX)
スマートフォンをはじめとするデジタル機器の普及や高速通信ネットワークの拡大により、いつでも、どこでもデジタルを利用できる環境整備が進む中、誰もがその恩恵を享受できる「誰一人取り残されないデジタル社会」の実現が急務となっている。
例えば、高齢者や障がい者など機器操作に不慣れな方々に対するデジタル利活用の支援や、小中学校などでのタブレット利用やICT教育へのサポートなど、徳島県においてデジタル格差対策を進めるためには、具体的にどのように取り組んでいくべきか、これまでの経験を踏まえて、あなたの考えを述べなさい。

◆2023年

(行政事務)
少子高齢化やコロナ禍からの経済活動回復等により、全国的に人手不足の状態である。
本県の高校を2023年春に卒業した高校生の県内での求人倍率は2.87倍と過去10年間で最も高くなっており、コロナ禍の影響が薄まる中、今後、都市部への人口流出が再加速すれば、本県の人手不足に一層の拍車がかかることになる。本県における人手不足解消に向け、どのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。

(行政事務DX)
デジタル技術を用いて地域課題の解決に取り組む動きが全国で加速しています。本県における人口減少や労働力不足などの課題を解決するために、どのような方策が提案できるか、これまでの経験を踏まえて、あなたの考えを述べなさい。

◆2024年

経済協力開発機構(OECD)の国際調査によると2022年の日本の就業1時間当たりの労働生産性は5,099円でOECD加盟38か国中30位であり、比較可能な1970年以降で最も低い順位となっている。
長時間労働の是正や、慢性的な労働力不足への対応として、労働生産性を高めることは重要である。
労働生産性の向上を図る方策は、業種や職種等によって異なるものであるが、あなたのこれまでの経験を踏まえ、効果的と考える取組について述べなさい。

3.プレゼンテーションの概要

【受験案内からの引用】
「第1次試験合格通知に記載された課題について、個別に自分の考えを1分以上2分以内で自分の言葉で述べた後、引き続き個別面接を行います。」

4.過去のプレゼンテーション課題

◆2018年

徳島県は「戦う公務員」を募集中です。あなたが考える「戦う公務員」とはどのようなものか、また、あなたがなりたい「公務員像」についてプレゼンテーションしてください。

◆2019年

徳島県では、勤務の効率化、超過勤務の縮減など、働き方改革を推進中である。民間企業の経験を踏まえ、あなたが県職員となった場合、ワークライフバランスをどのように進めていくか、プレゼンテーションをしてください。

◆2020年

これまでのあなたの人生の中で一番のピンチであったことを挙げて、どのようにピンチを乗り越えたのか、さらに、その経験が県庁職員としてどのように生かせると考えるか、説明してください。

◆2021年

あなたがこれまでの経験で培ってきた、これだけは自信があると思うスキルや知識などについて、徳島県職員になった場合にどのように活かすことができるのか、述べなさい。

◆2022年

徳島県職員に求められる資質は何であると考えますか。
また、あなた自身がその資質を備えていると思っていることを具体的なエピソードも交えて述べてください。

◆2023年

香川県の「うどん県」、大分県の「おんせん県」など、ユニークなネーミングにより、地域を盛り上げる取組を展開している自治体がある。あなたが徳島県職員となって取り組みたい業務に関連して、徳島県を「〇〇県」と名付け、徳島県をどういった県にしたいか述べなさい。

◆2024年

徳島県は「未来志向の挑戦」ができる人を求めています。あなたがこれまでに最も注力して挑戦した経験とその経験から学んだこと、県職員となった場合にどのように活かすことができるか、併せて述べなさい。

【最終更新日】2025-07-29

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