【過去問】高知県庁 社会人経験者採用(論文試験)出題テーマ一覧


はじめまして。

公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityです。

高知県庁(社会人経験者採用論文試験における過去の出題テーマを掲載しています。

効果的な論文対策を進める上では、過去問の分析や実際の演習が欠かせません。

以下の過去問を参照し、日頃の論文対策にご活用ください。

1.試験概要

試験方法:論文試験は一次試験と二次試験で実施

備考:一次試験では「これまでの民間企業等での職務経験を通して培った能力の活用に関する記述」、二次試験では「職務遂行に必要な識見、判断力、思考力等に関する記述」が求められる。

2.過去の論文課題 (※「行政区分」の出題テーマ)

用語について

行政・TOSA:2008年度に設けた上級試験(行政職)の受験可能年齢を34歳までとした採用枠(2016年度に廃止)

一次試験の論文課題

◆2014年

高知県は、今、様々な面で厳しい状況に置かれています。そうした中で、県民の皆様が、将来にわたって安全で安心に暮らしていける、活き活きとした高知県にしていくために、県職員の仕事には、今まで以上に具体的な成果を着実に出していくことが求められています。そういう意味では、公務のプロフェッショナルとして、日々の仕事に全力を挙げて取り組んでいくことが必要です。
そこで、「仕事のプロフェッショナル」のイメージをこの試験のテーマとします。まず、あなたがこれまでいろいろなジャンルで見たり聞いたりしたことで、これぞプロフェッショナルだと感じたものを、エピソードなども交えて、そのイメージをわかりやすく述べてください。そのうえで、公務員のプロフェッショナルに、特にどのようなことが求められるのか、理由を添えて、できるだけ具体的に述べてください。

◆2015年

この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人」を採用することを目的としています。そこで、あなたがこれまでの経験を通して培った能力や感性を、県行政のどのような分野でどのように活かせるのか、具体的に述べてください。採点者が、あなたの素晴らしいところを、よりはっきりとイメージできるよう、成功体験や失敗体験あるいは最も苦労したこととその対処法などをできるだけ具体的に記述するとともに、県行政で活用していくうえでのポイントやあなたなりのアイデアなどを盛り込んで述べるようにしてください。

◆2016年

この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人」を採用することを目的としています。そこで、あなたが有する多様な能力や感性のうち、県行政に活かせる「これだけは他人に負けない」と思うものを、これまでの職務経験などを踏まえて述べてください。

◆2017年

この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力として県政課題の解決に向けて取り組むことができる者を採用することを目的としています。そこで、即戦力として活躍が期待されるあなたが、特に解決を急ぐ必要があると考える本県の抱える課題を一つ挙げ、あなたに備わった能力等をどのように発揮することで、その課題の解決に取り組むことができると考えているのか述べてください。

◆2018年

この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力として県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。これまで携わってきた仕事の意義やその仕事におけるあなたの役割をどのように捉えて取り組んできましたか、また、その経験を県行政にどのように活かすことができると思いますか、あなたの考えを述べてください。

◆2019年

この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。高知県の行政職員への転職を希望するあなたにとって、これまでの職務はどのような意義や価値があるものであり、転職によってどのようなことを実現していきたいと思いますか、また、県行政全般の業務に従事する行政職員として、これまでの職務上の役割や業務を通して培った能力をどのように活かすことができると思いますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。

◆2020年

この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。
あなたがこれまでの職務上の役割や業務を通して培った能力について、成功や失敗の実体験とあわせて具体的に説明してください。そして、県行政全般の業務に従事する行政職員として、その培った能力をどのように発揮していきたいと考えますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。

◆2021年

この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。
あなたがこれまでの職務上の役割や業務を通して培った能力について、新たなことや物事の改善に挑戦した実体験とあわせて具体的に説明してください。そして、県職員として、その培った能力をどのように発揮していきたいと考えますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。

◆2022年

この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。
県民が「高知県で育ってよかった」、「高知県に住んでよかった」と実感できるような高知県となるために、あなたがこれまで培ってきた経験や知識をどのように活かしていくことができると考えますか。あなたの考えを具体的に述べてください。

二次試験の論文課題

◆2014年

この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人を採用」することを目的としています。
そこで、あなたがこれまでの経験を通して培った能力や感性を、県行政のどのような分野でどのように活用したいのか、できるだけ具体的に述べてください。採用者が、あなたの素晴らしいところを、よりはっきりとイメージできるよう、例えば、
・成功体験や失敗体験をできるだけ具体的に記述し、それらによって得たもの
・また、県行政で活用していく際の、あなた自身の独自のアイデアや成功させるポイント
などにも触れて述べるようにしてください。

◆2015年

国は、魅力あふれる地方を創生するため、3つの基本的視点(①東京一極集中の是正、②若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現、③地域の特性に即した地域課題の解決)からなる『まち・ひと・しごと創生総合戦略』を策定し、地方にも国と一体となった取組を求めています。本県では、こうした国の方針を受け、「地産外商が進み、地域地域で若者が誇りと志を持って働ける高知県」を目指す高知県版の総合戦略を策定したところです。そこで、本県が取組を進めるうえであなたが重視すべきと考えるポイントついて、あなたなりの着眼点や現状分析を踏まえて述べなさい。

◆2016年

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な社会資本や関連施設の整備が進展するとともに、これを契機として経済活動の活性化に向けた動きが加速することが予想されます。高知県でも、この機を逃すことなく本県経済の活性化を図り、その経済効果を持続的なものとするため、事前合宿の誘致や木材を活用したオリンピック関連施設の整備、よさこい祭りを通じた国際交流の促進などを関係機関に働きかけているところです。そこで、この東京オリンピック・パラリンピックを契機に、高知県の産業・経済を活性化させるため、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

◆2017年

官民一体となった産業振興の取組により、本県の産業経済状況は改善に向け徐々に明るい兆しが広がりつつあります。この明るい兆しを確かで、より強いものにしていくため、今後、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。本県における産業振興策を一つ挙げ、課題と今後の取組についてあなたの考えを述べなさい。

◆2018年

高知県の人口を国勢調査で見ると平成2年から人口減少局面に突入し、平成27 年には72.8 万人となり、平成22 年の前回調査から3.6 万人も人口が減少しています。このように人口減少が続く状況ではありますが、高知を活力ある地域にしていくため、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

◆2019年

人口減少、高齢化が進展していく中で、特に中山間地域では集落の維持や再生が課題となっています。人口減少社会においては、地域住民の生活を維持していく視点や、「定住人口」「交流人口」、さらには、地域外にあって、特定の地域への継続的な関心と交流を通じ、さまざまな形で地域を応援する「関係人口」を創出・拡大していく視点などを持ちながら、あらゆる分野において新たな付加価値を創造していくことが重要です。「高齢者の暮らしを守り、若者が住み続けられる中山間地域の実現」を目指して、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

◆2020年

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の以前と以後とでは、人々の暮らしや経済活動は大きく変化しました。全国では一定数の感染は見られるものの、段階的に移動制限の緩和や経済活動の再開が進められています。このような状況を踏まえ、感染拡大防止対策に努めながら、経済活動を本格的に再開させていく必要がありますが、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。

◆2021年

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、社会の構造や人々の価値観は大きく変化しました。人口減少や高齢化が進んでいく中において、ウィズコロナ、アフターコロナ時代にキーワードとなる「デジタル化」の流れを捉えた取組を推進していくことが求められています。
こうした状況を踏まえ、持続可能な地域社会づくりに向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。

◆2022年

令和2年10月、国は「2050 年カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)」を宣言し、地球温暖化と向き合う姿勢を明確にしました。
しかし、2050年までに残された時間が限られている中、私たちや将来世代が安心して豊かに暮らせる社会を創造するため、脱炭素社会の実現に向けてあらゆる施策を速やかに講じていく必要があります。
こうした状況を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。具体的な施策を挙げながら、あなたの考えを述べてください。

【最終更新日】2024-03-15

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