【過去問】福井県庁 経験者採用(論文試験)出題テーマ一覧


はじめまして。

公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityです。

福井県庁(経験者採用)の論文試験における過去の出題テーマを掲載しています。

効果的な論文対策を進める上では、過去問の分析や実際の演習が欠かせません。

以下の過去問を参照し、日頃の論文対策にご活用ください。

試験概要

福井県では、社会人が受験できる試験として「アピール枠」と「移住・定住促進枠」がある。

【重要】令和7年より新たに「社会人枠」が新設された

試験方法:「アピール枠」では論文試験が2次試験、「移住・定住促進枠」では論文試験が1次試験(事前提出)で実施される。

試験時間:70分(「アピール枠」)

文字数:800字程度(「アピール枠」)

論文課題(Ⅰ種試験:アピール枠(行政))

◆2020年

福井県では、本県のさらなる発展に向けて行動していくため、今年7月に今から20年後となる2040年の福井県の将来像を描いた「福井県長期ビジョン」を策定した。
(1)あなたが県職員になった場合、2040年に向けて福井県をどのような県にしていきたいか、理由を添えて述べなさい。
(2)(1)で述べたような福井県を目指すにあたり、解決すべき課題とその解決策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。

※(1)(2)すべてについて、回答してください。

◆2021年

課題 「福井県への移住定住促進策について」

国の地方財政審議会が、今年5月に取りまとめた「感染症を乗り越えて活力ある地域社会を実現するための地方税財政改革についての意見」では、地方創生の推進として、「地方自治体は、この機を捉まえ、活力ある地域社会の実現のため、地方への人の流れの創出・拡大等を通じて地方回帰を支援していくべきである。」と提案している。
本県では昨年7月に、日本一の子育て応援社会の環境づくり、都市部における「攻め」の移住政策、地域産業を担う人材育成と魅力的な仕事づくりなど、今後さらに強化・拡充していく具体的な施策をとりまとめた「第2期ふくい創生・人口減少対策戦略」を策定した。
(1)本県への移住・定住を増やすため、県としてどのような課題に重点的に取り組む必要があるのか、あなたの考えを述べなさい。
(2)(1)で挙げた課題に対し、あなたが効果的と考える施策をその理由を含めて述べなさい。

※(1)(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるように回答してください。

◆2022年

課題 「SDGsの達成に向けた取組みについて」

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015 年9月の国連サミットにおいて採択された 2030 年までの国際目標である。持続可能な世界を実現するための17のゴール(目標)から構成され、「誰一人取り残さない」という共通理念を掲げている。
SDGsの達成に向けて、国や自治体、企業等が様々な取組みを進めている中、昨年5月、福井県は、「次世代に選ばれる『しあわせ先進モデルふくい』の実現」をテーマにした提案が認められ、内閣府の「SDGs未来都市」に選定された。

(1) 上記に掲げたSDGsの目標の中で、あなたが最も関心を持っている、または最も重要と考えているものを1つ挙げ、その理由について具体的に述べなさい。
(2) あなたが本県の職員になった場合、(1)で挙げた目標を達成するために解決すべき課題を挙げるとともに、県として取り組んでみたい施策について具体的に述べなさい。

※(1)(2)全てについて、回答してください。
※(1)(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるように回答してください。

◆2023年

福井県では、令和2年に「福井県長期ビジョン」を策定し、2040年の福井県が目指す姿の1つとして「自信と誇りのふくい」を掲げている。
これは、「ふくいらしさ」を大切にし、県民が誇りをもって暮らすことにより、さらに多くの人を呼び込む“ふくい”を目指すものである。
(1)あなたが考える本県が誇れる「ふくいらしさ」を一つ挙げ、それを挙げた理由について具体的に述べなさい。
(2)(1)で挙げた「ふくいらしさ」を伸ばし、県民に本県への愛着や誇りを深めてもらうために解決すべき課題とその解決策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。

※上記(1)、(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるようにしてください。

◆2024年

福井県は、一般財団法人日本総合研究所が2年1度公表している「全47都道府県幸福度ランキング」において、2014年版から2022年版まで5年連続で総合1位となった。これは、統計など客観的なデータに基づき、医療や福祉、家族や地域のつながり、子育て・教育環境の充実度、正規雇用者の比率や労働生産性の高さなど、多種多様な指標について総合的に評価されたものである。
 現在、福井県では、こうした客観的な幸福度の指標に加え、客観的な幸せの実感(ウェルビーイング)を高めるため、個々人が自分らしく豊かに生きられる社会を実現することを目指している。

※ウェルビーイング・・・「身体的・精神的・社会的に満たされた状態」を指す言葉

(1)福井県民の主観的な幸せの実現(ウェルビーイング)を高める上で、あなたが考える課題を具体的に1つ挙げ、その理由を述べなさい。
(2)(1)を踏まえ、県民が主観的に幸せを実感するために県はどのような取り組みをすべきか、あなたの考えを具体的に述べなさい。

※上記(1)、(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるようにしてください。

過去の論文課題(Ⅰ種試験:移住・定住促進枠)

◆2017年

(1)あなたがこれまでの職務経験を通じて培ってきた能力、知識等について、具体的に述べてください。
(2)(1)で述べたあなたの能力、知識等を、福井県の行政のどの分野でどのように活かしていきたいか、具体的に考えを記述してください。

※(1)、(2)すべてについて回答してください。

◆2018年

(1)本県が、今後特に取り組むべき施策について具体的に一つ挙げるとともに、その理由を述べなさい 。
(2)(1)で述べた施策を実現するために、 あなたがこれまでの職務経験を活かしてどのように取り組んでいきたいか述べなさい 。

※(1)、(2)すべてについて回答してください。

◆2019年

(1)あなたのこれまでの職務経験の中で、成果を挙げた事例と、その成果を挙げるために努力した取組や自身が果たした役割を具体的に述べてください。
(2)(1)で述べた成果を挙げる過程で培った能力、知識等を、本県の行政のどの分野でどのように活かしていきたいか、あなたの考えを述べなさい。

※(1)、(2)すべてについて回答してください。

◆2020年

(1)県外在住のあなたから見て、本県の強みは何かについて具体的に述べた上で、その強みを活かして本県が今後特に取り組むべきと考える施策について具体的に一つ挙げるとともに、その理由を述べなさい。
(2)(1)で述べた施策を実現するために、あなたは、これまでの職務経験を活かしてどのように取り組んでいきたいか述べなさい。

※(1)、(2)について、おおむね半分ずつになるようにしてください。

◆2021年

課題 「福井県政の課題とその解決について」

(1)今後の福井県政を進めるに当たり、あなたが考える最も重要な課題を1つ挙げるとともに、その理由を述べなさい。
(2)(1)で挙げた課題を解決するために、あなたがこれまでの職務経験で培った発想力やノウハウをどのように活かしていきたいか、具体的に述べなさい。

※(1)、(2)について、おおむね半分ずつになるようにしてください。

◆2022年

課題 「福井県が取り組むべき移住・定住策について」

新型コロナウイルス感染症を機に、働き方や暮らし方が見直されてきており、都市部から地方への移住指向が高まっている。
(1)本県への移住・定住を増やすため、県としてどのような課題に重点的に取り組むべきと考えるのか、理由を添えて述べなさい。
(2)(1)で述べた課題に対し、県職員として働く中で、あなたの職務経験をどのように活かして取り組んでいきたいか、具体的に述べなさい。

※(1)(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるように回答してください。

◆2023年

不明

◆2024年

課題

問1「組織に貢献した経験について」

(1)これまでの職務経験の中で、あなたの持つ強み(専門性、経験、スキル、資格等)を発揮し、組織に貢献したと考える経験について、具体的に述べなさい。

(2)(1)で述べた強みを活かし、県職員として、福井県庁という組織にどのように貢献できるか、具体的に述べなさい。

問2「『ふくい新時代』を切り拓く県政運営について」

(1)令和6年3月に北陸新幹線福井。敦賀開業が実現し、本県は100年に一度のチャンスを迎えている。この好機を活かし、県外からの観光客はもちろん、県民にとっても魅力ある福井県をつくり、「ふくい新時代」を切り拓いていくために、県としてどのような政策を講じるべきと考えるか、理由を添えて述べなさい。

(2)(1)で述べた政策を実現するために、あなたのこれまでの知識や経験をどのように活かすことができると考えるか、具体的に述べなさい。

文字数 1,200字程度(答案用紙4枚程度)
※問1・問2とも600字程度で記述してください。
※(1)(2)について、おおむね半分ずつの文章量となるように回答してください。

【最終更新日】2025-07-27

【公務員への転職ならGravity】
Gravityは「社会人採用」の指導に完全特化した日本初・日本唯一の予備校です!

市役所・県庁「論文試験・模範答案集」のご案内

社会人受験生の必携テキスト

「書くべき内容」が分かれば論文は書ける!
58テーマの上位合格答案であなたの「論文力」を引き上げる!