三鷹市役所（経験者採用）合格体験記

ＳＰＩの問題集を１冊購入して１周だけやりました。ただ、公務員試験の教養試験をやっていれば、まったく問題ないと思います。私の場合は特別区対策で教養試験の勉強をしていたので、三鷹市の筆記試験には対策は不要であると感じました。問題が非常に簡単で、例えば、住所の表記の間違いを見つけたり、サイコロを動かしたときの面の数を当てたりするような簡単な問題が多くあります。

三鷹市のエントリーシートには「ボランティア」の記入欄がありますので、私は「ごみ拾いＳＮＳ ピリカ」のことを書きました。これは豊島区のホームページで紹介されていたアプリで、拾ったごみの写真をアップするＳＮＳになります。私は面接において、「ピリカというアプリを利用し、出勤時間を１０～１５分早くして、その時間でゴミ拾いをしている」ということを話したら、面接官もかなり興味をもってくれました。このアプリなら、忙しくて地域活動ができなくてもボランティアの実績を作れますのでオススメです。

時間もなかったので、特別区対策で準備していた職務経験論文の内容をそのまま書きました。写真やイラストもОＫということでしたが、私は文字だけしか書きませんでした。ちなみに、Ａ４サイズの３分の２くらいまでしか書かなかったので、面接では面接官から「こんなに余白が多く提出することに君は不安にならないのか？？ほかの受験生はみんなギッシリ埋めているよ」と指摘されました。みなさんが受験するときには、しっかりと内容を埋めたほうがよいと思います。ちなみに、私の場合は、今の職場で創意工夫をした事例として、コロナ対策としてお客さんからの注文にＱＲコードオーダーを導入したことを書きました。

私は練馬区出身でしたので、まずは三鷹市の街歩きをしました。三鷹駅から三鷹市役所まで距離がかなりあるのですが、街並みを見学しながら長距離を歩いてみました。そのほかには、市役所見学もしました。市役所では、置いてある資料を全部もらってきました。また、三鷹市では各部署の案内表示がめちゃくちゃ分かりやすいという特徴を発見しましたので、これをメモしました。具体的には、「高齢福祉課」といった表示ではなく、カラフルに「介護に関するところ」といった表示を大きくしているため、市民が一目で分かりやすくなっています。また、三鷹のキャラクター「Poki（ポキ）」がスタジオジブリの宮崎駿さんが描いたものであるということなども学んできました。

『三鷹を考える論点データ集』という資料がありましたので、こちらを読みました。この資料において、「三鷹駅前の商業活動は停滞傾向にある」と書かれておりましたので、そこを踏まえて駅前の商店街活性化などに取り組みたいということを面接で話しました。また、『市民満足度・意向調査』も確認しました。こちらを読むことで三鷹市の課題がわかります。私は「三鷹駅前にオープンスペースが少ない」という意見に注目し、これを三鷹市の課題の一つとして伝えました。

Gravityから提供された「面接質問集」の各質問への回答作成に取り組みました。２次試験が想像以上に緊張してしまいまったくうまく話せなかったので、ここでしっかりと自分の意見をまとめる作業に取り組みました。

面接質問集への回答作成です。質問集にある質問一つひとつの回答を考えておいたことが本当に役立ちました。実際に試験本番でもこの質問集から同じ内容がたくさん聞かれました。私の場合は婚約者に面接官役となってもらい、質問集からランダムで質問をしてもらって回答する練習をしていたのですが、これも取り組んでよかったと思っています。