川崎市（民間企業等職務経験者）合格体験記

理由は３点ありました。１つ目が、公務員経験者採用に特化した予備校であったことです。２つ目は、公務員としての実務経験があり大手予備校としても指導されてきた講師から直接の指導を受けられることです。３つ目は、他の予備校は教養試験対策がメインとなっている中、論文対策と面接対策に重きを置く予備校というのが自分のニーズにマッチしていたからです。

過去に川崎市を受験したときに川崎市の問題は難易度が低いと感じましたので、ほぼパーフェクトに正解することを目指しました。そのため、『畑中敦子の社会人採用 数的処理ザ・ベスト』を完璧にできるように何周もしました。自信を持って２回連続で正解できるまで問題演習を繰り返しました。また、時間をかけずに素早く解くことも重要だと思い、１問４分以内に解くということも意識していました。

現代文、英語ともにほとんど勉強していません。川崎市の現代文・英語ともに難易度は低いので時間をかければ確実に正解できると思います。

川崎市は教養試験だけで全体の6分の1ぐらいに絞るので、できるだけ高得点を取れるよう勉強しなければなりません。しかしながら全分野を満遍なく勉強する時間はないので、例えば、苦手な人文科学は捨てて得意な政治経済は満点近く取るといった取捨選択が必要です。仕事をしながら勉強するという制約があることから、難しい問題集に取り組むことや、問題集をコロコロ変えることはやめたほうが良いです。そのため、まずはあまり難しくない問題集を1冊だけ買って、それを100％できるように仕上げることが大切だと思います。

私の場合はGravityの「特別区合格講座」にて論文対策を徹底的に行っていましたので、川崎市に向けてはほとんど対策しませんでした。強いて対策をしたといえるのは、「川崎市総合計画」の総論や「施政方針」を読んだぐらいです。

Gravityからの模範回答を通勤中などに常に確認していました。これにより、答えるべきポイントを体に染み付かせることができました。また、スマホで面接している自分の姿を撮影し、何回も見返しました。最初は自分の姿を見返すのが本当に恥ずかしいですが、徐々に慣れていきますので、できるだけ早い段階から撮影すると良いと思います。なお、私は普段メガネをかけていますが、講師からのススメで面接はコンタクトレンズをつけました。このような細かい部分での指導の積み重ねが、過去に不合格になった川崎市の面接試験での合格につながったと思います。

一次面談（面接官2名、20分）はとても穏やかな雰囲気で、いわゆる「ネガティブチェック」の要素が大きいので、所作や第一印象を確実に良くするようにすることがおすすめです。逆に、二次面接（面接官3名、30分）は本格的な面接で、面接官が圧迫気味の面接で深堀りしてくることもありますので、しっかり事前準備をすることが大切だと思います。

Gravityの講座を信用して完璧にこなしていくことです。Gravityを受講する前は他の予備校も使用しておりましたが、Gravityほど教材や講義の質・量ともに優れている予備校は他にはないと感じました。また、誇張ではなく、論文・面接ともに奥田講師・筒井講師の指導が今までで一番よかったです。このため、Gravity受講生になったらまずは講座を完璧にこなしてください。ときには厳しい指導もありますが、その指導をしっかりと活かすことができれば飛躍的にレベルアップすると思います。

地方からの受講生である私は、月例会や論文答練といった直接講師陣や他の受講生に会う機会がないので、常に孤独との戦いでした。また4年間合格できていないことから、自分には公務員への転職は一生無理なのではないかと何度も諦めようとしました。しかし、Gravityに入会して講師陣にたくさん相談し、論文添削や模擬面接で丁寧に指導していただいたおかげで、川崎市に合格することが出来ました。不安で辛くなったときは、講師陣に相談するという勇気も大切です。そして、絶対に合格したいという覚悟を持ち、自分に自信をもって勉強に取り組んでください。