【過去問】名古屋市 経験者採用(論文試験)出題テーマ一覧

はじめまして。

公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravityです。

名古屋市役所(職務経験者採用)論文試験(経験作文試験)における過去の出題テーマを掲載しています。

効果的な論文対策を進める上では、過去問の分析や実際の演習が欠かせません。

以下の過去問を参照し、日頃の論文対策にご活用ください。

試験概要

試験時間:60分

指定文字数:名古屋市からは、以下のように公表されています。

(名古屋市公式サイトより引用)
⇒「字数制限はありません。 字数の上限・下限は特に設けていませんが、論・作文用紙1枚(両面)におさまる範囲内で記入していただきます」

これまでの受験生からの情報を整理すると、原稿用紙の裏面の3分の1程度(800字程度)まで書いている受験生が多いです。

試験時間が60分の他の自治体を見ても、800字前後を指定している事例が多いです。

また、60分しかない場合には、1000字以上を書こうとすると時間が足りなくなるおそれがあります。

このため、名古屋市対策を進める上では、800字程度(700字~900字)にまとめる練習をしておくべきでしょう。

備考1:論文試験の結果は第3次試験での評価に使用されるが、論文試験自体は第1次試験で実施される。

備考2論文試験の配点は600点であり、教養試験の120点の5倍となっているほか、第2次試験(面接試験)の600点と同等であるなど、論文重視の傾向となっている。

論文課題(過去の出題テーマ一覧)

◆2010年

あなたのこれまでの職務経験の中で、本市においても活用できると考えられる困難な状況の克服事例をひとつ挙げなさい。その事例について、困難を克服した過程を具体的に述べるとともに、その経験をあなたが本市で働くにあたってどのように活かしてくか述べなさい。

◆2011年

あなたがこれまでの職務経験で遭遇した困難な事例をひとつ挙げ、その事例において、どのようにして困難を乗り越えたかを説明してください。また、その過程から得た成果を、今後あなたが本市で働くにあたってどのように活かしていくか述べなさい。

◆2012年

あなたのこれまでの職務経験の中で、最も印象に残った仕事を挙げ、その取組内容について述べてください。また、その取組を通じて得た能力と、その能力をどのようにして本市の仕事に活かしていくかについて、具体的に提案してください。

◆2013年

あなたのこれまでの職務経験の中で、最も印象に残った仕事を挙げ、その取組内容について述べてください。また、その取組を通じて得た能力と、その能力をどのようにして本市の仕事に活かしていくかについて、具体的に提案してください。 ※2012年と同様

◆2014年

あなたのこれまでの仕事の中で、最もやりがいを持って(感じて)取り組んだ仕事を挙げ、その取組の内容、結果及び学んだことについて述べてください。また、その学びをそれ以降の仕事でどのように活かすことができたか(または、活かそうとしてきたか)について、併せて述べてください。

◆2015年

あなたのこれまでの職務経験の中で、自ら取り組んだ業務の改善事例を挙げ、その事例の内容、結果を述べるとともに、その事例から学んだことについて述べてください。また、その学びをそれ以降の仕事の中でどのように活かすことができたか(または、活かそうとしてきたか)について、述べてください。

◆2016年

あなたのこれまでの職務経験において培った能力をどのように習得したか、その過程を述べるとともに、その能力を発揮した実例について、一つ取り上げ具体的に述べてください。また、今後その能力を名古屋市役所で働く上で、どのように活かしていくかについて具体的に述べてください。

◆2017年

これまでの3年以上継続して勤務した職務経験の中で、組織として成果を挙げた事例を一つ述べ、その中であなたが果たした役割について具体的に述べてください。(15行以内で解答)
そして、その役割を果たす上で培った能力を、即戦力として期待されるあなたが市職員として採用された後、将来にわたってどのように活かそうと考えているか具体的に述べてください。(残りの部分を使用して自由に解答)

◆2018年

これまでに3年以上継続して勤務した職場において、業務を遂行する上で、組織や人との関わりの中で起きた困難な事例を一つ挙げ、その解決のためにあなたが自ら行った努力や工夫したことについて具体的に述べてください。(15行程度で解答)
そして、即戦力として期待されるあなたが、名古屋市職員として採用された後、その経験から得たことを本市の業務、施策にどのように活かそうと考えているか、具体的に述べてください。(残りの部分を使用して自由に解答)

◆2019年

近年、フェイスブックやツイッター、LINEなどSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用者は急速に拡大しています。それに伴い、情報発信に際して、積極的にSNSを活用している自治体も少なくありません。
1  SNSを活用するメリット及びデメリットを挙げてください。
2  あなたのこれまでの経験や現在の社会情勢等を踏まえ、行政として今後どのようにSNSを活用していくべきか、あなたの考えを具体的に述べてください。

◆2020年

市民サービスや業務の質を低下させず、長時間労働を是正するためには、組織としてどのような対応が必要と考えるか、あなたのこれまでの職務経験を踏まえ、具体的に述べてください。

◆2021年(4月実施試験)

国がデジタル庁の設置を予定しているように、本市においても、デジタル技術を活用した事業展開が求められている。そこで、あなたのこれまでの職務経験から、今後、本市はどのようなことに取り組むべきか。課題やその解決策等にも触れながら、具体的に述べてください。

◆2021年

リニア中央新幹線開業により、名古屋駅を起点とした三大都市圏が一体化した世界最大の広域経済圏が形成されます。そこで、本市がこのチャンスを活かして大きく成長を続けるために、どういった施策に取り組むべきか。その施策を実行するために解決すべき課題とその解決方法についてあなたの考えを述べてください。

◆2022年(4月実施試験)

今後、高齢者人口が一層増加すると推計されている中、高齢者が生きがいを持って暮らすことができるような社会づくりが求められています。そこで、本市がどういった施策に取り組むべきか、本市の現状と課題について論じたうえで、あなたの考えを具体的に述べてください。

◆2022年

名古屋市内の事業所数の約99%を占めている中小企業は、地域の雇用や経済を支えています。しかしながら、近年の中小企業の経営状況は、財政面、人材面ともに依然として厳しいものとなっています。そこで、中小企業の支援のために、どういった施策を行うべきか。本市が対策をするべき対象を例示し、その現状と課題について論じたうえで、財政面、人材面それぞれについて行うべき施策を具体的に述べてください。

【最終更新日】2024-03-14

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